9月11日夜明け、今日もまた普段と変わらない一日が始まるはずだった・・・。
奇跡的に生還した主人公二人の証言により、
「ユナイテッド93」同様、実話を基に大惨事が描かれています。
激突直後、港湾警察署のベテラン巡査部長マクローリンと署員のヒメノは、
情報が混乱する中、ビル内に入り救助に向かう。
そこへ突然の落下。ビルは崩れ落ち、二人は瓦礫の下敷きに。
演じるのはニコラス・ケイジとマイケル・ペーニャ。
体は瓦礫で埋まっているので、首から上、顔のみの演技です。
泥だらけで表情は良く見えないくらい。声と息づかいで、
痛みと死への恐怖と戦う姿がそのままリアルに伝わってきます。
同じ運命をたどり、実際に助け出された人はごくわずか。
ヒメノは、「私たちは特別な人間ではない。あの日は多くの普通の人たちが出来る限りの力を発揮していた。」と話しています。
美談といえば美談。
でも二人を救助するために集まった、何百人もの消防士や警官たちの姿には
胸を熱くするものがありました。
ワールド・トレード・センター
10月7日(土)全国ロードショー
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