©2005 Fidélité - France 2 Cinéma - Foz
余命3ヶ月−。
あなたには何が残せますか?
フランソワ・オゾン監督最新作
「ぼくを葬(おく)
る」。
「まぼろし」から始まった“死についての3部作”第2章が今、幕を開けます。
難病によって、刻々と近づいてくる死に向き合い、残された時間をいかに充実させるかを描いた作品は数多くあります。
が、この
「ぼくを葬(おく)
る」は、自ら次第に死を受け入れるに至るまでを定点観測のように見つめ、人の心のさまをあらわに感じます。
主人公ロマンと同世代の拙者自身にも投影されることかも知れませんが、ひとつ、大きく共感したことがあります。
それは・・・、
彼の死に方。
死に場所。
死にざま。
彼の
あの死に方をいとおしく思ってしまいました。
迷惑な死に方ではあるんですけどね・・・。
「ぼくを葬(おく)る」 【R-15】
2006年初夏、関西地区にて順次公開
http://www.bokuoku.jp/