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今年のアカデミー賞の2部門にノミネートされている
「エリザベス ゴールデン・エイジ」
主演のケイト・ブランシェットが主演女優賞ノミネート・・・。
おまけに衣装デザイン賞にもノミネートイン。
人には領域がある。
社長には社長の領域。
部下には部下の領域。
部下は自分の仕事さえきちっとしていれば文句は言われないが
社長はその部下のやった仕事全てを請け負わなければならない。
この映画にも領域の違う人物達がいる。
家臣の領域。
侍女には侍女の・・・。
そして女王には女王の領域。
彼らの違いは、ただ一つ「責任の範囲」
家臣や侍女の責任範囲より
女王の責任範囲は、比べるまでもなく広い。
イングランド国民、全てが女王の責任範囲だ。
彼女は自分の幸せだけを考えていればいい女性ではない。
この「エリザベス・ゴールデンエイジ」は
女王が本当の意味でイングランド国民の母となり
全ての責任をとる準備ができるまでを描いている。
責任範囲が広くなり領域が広がるということは
ほしいものを捨てる強さも求められる。
この映画は、
衣装も豪華でケイトの演技も寸分の隙はないが、
「う〜ん」とうならされる奥深い映画でもあります・・。
番組でも「アカデミー賞特集」でご紹介していますので
是非見てね!!