©2007『クワイエットルームにようこそ』フィルムパートナーズ
奇才・
松尾スズキ氏の長編第2作が、この
「クワイエットルームにようこそ」。
前作「恋の門」はついて行けなかった感のある私
今回はどうかな〜と、ちょっと及び腰で試写に行ってきました。
28歳のライター佐倉明日香(内田有紀)はある日目が醒めると、通称“クワイエットルーム”と呼ばれる白い部屋で拘束されていた。そこは、女子だけの閉鎖病棟。見知らぬ場所、見知らぬ人−記憶がない!退院もままならない状況で、明日香の「めくるめく 絶望と再生の14日間」が始まった…。
いやぁ〜、面白かったです
キャストがよかったから?
9年ぶりの長編映画主演を果たした内田有紀をはじめ、宮藤官九郎、蒼井優、大竹しのぶ、りょう、妻夫木聡らがそれぞれの役柄にはまっていました。
もちろんそれもあるんですが。
やはりストーリーがよかったです。
原作も松尾氏自身の同名小説。脚本も自らが務め、ちょっと変(いや、かなり?)でも心地よい余韻の残る作品に仕上がっています。
閉鎖病棟で、超個性的な患者やナースに囲まれて過ごす日々
でもそこにあるのは仕事や恋愛に悩む、私たちの姿なのかもしれません。
今回は、どっぷりと「松尾スズキワールド」にはまることができた私でした
「クワイエットルームにようこそ」
10月20日 全国ロードショー
配給:アスミック・エース
http://www.quietroom-movie.com/