(C)2008フジテレビジョン・ROBOT・東宝
事故で頭を打って以来、寝るとその日にあったことを
全て忘れてしまう「高次脳機能障害」を負った青年が
学生プロレスと出会い、生きる実感を取り戻していく・・・・
「ガチ・ボーイ」
「あ〜。またか・・・
難病もの・・・
」
この類の作品は最近、無理やり泣かせてやる〜って感じで
引き気味であった私。
ところが・・・。
泣いたわよ!!泣いた〜。
まっすぐな涙・・
。
がりがりの身体でがチンコ勝負の佐藤隆太。
いわゆる「ださかっこいい!!」
とにかく、あきらめない。
これに泣けたんだな〜。
向こうが「ギブアップ」するまで
絶対にあきらめない。
勝つぞ!!とかそんな領域はこえてるんだよね。
そう、ただ「あきらめない」
それだけ。
そしたらさ、いくら強敵でも、疲れてくるし、何回倒しても起き上がってくる相手の気迫にうろたえるしね・・・。
それで「精神的な勝ち」を得る
。
これって最高の技かも・・・。
こんな一直線な作品を、
若干27歳の小泉徳宏監督(前作はYUI主演のタイヨウのうた)が創ったってのが成功のキモかも。
あまりCGを多用せず、実写にこだわっってる感じも
若い人には珍しいけどそれがいい。
で、その「若さ」がスクリーンから感じられるんだよね〜。
ほとばしるイキオイが!!
なんか冬空に夏の太陽のような勇気をもらったな
。
3月1日公開です・・。