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やっぱり、私はこの監督が好きみたいだ。
デンマーク出身 スサンネ・ビア。
これまでに「ある愛の風景」「アフターウェディング」といった作品
などを撮り、批評家に絶賛された女性監督だ。
今回はじめての英語による作品。
「
悲しみが乾くまで」
キャストも、ハル・ベリーとベニチオ・デル・トロとハリウッドで活躍している二人。
この映画のテーマは 「何かを失う」こと。ハル・ベリーは最愛の人を。
デルトロは自分自身を・・・。
前半はかなり辛い・・・。
痛い・・・。
でも後半二人が「立ち上がろう」と、し始めた時から
映画には希望の灯がともりだす。
「再生」していくこともテーマの一つ

。
人はどんな絶望の中にあっても
立ち直っていけるのだ。
ただ、何より大事なのは人が立ち直らせてくれるわけではない。
自分がそう決めなければならないのだ。
ハル・ベリーは身勝手なオンナの役。
でもオンナとして、あの気持ちはわかってしまうな〜

。
それより、この映画の儲けもんはデルトロです。
あんな演技できるの、彼以外いないんちゃう??

すごく心にせまってきた。
今回も監督独特のアップの多用、美しい絵創りは感動もの。