
太宰治生誕100周年を記念して、映画がまたひとつ。

「太宰のサニーサイド」という風に、映画のイントロダクションに書かれていますが、
心をかき乱されながらも、ポジティブな気持ちを持ち続ける主人公に、太宰作品の奥深さを感じました。

終戦後、結核療養のために「健康道場」という療養所に入った主人公、ひばり(染谷将太)は、個性的な患者たちと魅力的な看護師のマア坊(仲里依紗)や、竹さん(川上未映子)に囲まれ、「新しい男」になることを目指していた。
そんな日々の出来事や思いを、親友・つくし(窪塚洋介)宛ての手紙に書き続けるようになるが・・・。
文学作品だと構える方もいらっしゃると思いますが、
とっても見やすく面白く、主人公の成長物語を冨永昌敬監督が、
独特の世界観で魅せてくれます
こんな太宰があったんだー・・・という感じ

キャスティングもぴったり
映画のご紹介と監督のインタビューは、
番組でお送りしています。ぜひご覧ください。
(10月19日(月)〜25日(日)放送)
「パンドラの匣」 上映中
http://www.pandoranohako.com/index2.html