番組でもご紹介しますが、是非見ていただきたい作品があります。
イスラエルがユダヤ人難民救出のために聖書の「出エジプト記」を真似て、「モーセ作戦」と名づけ実際に行った政策。これををベースに描かれる親子の物語。
「約束の旅路」
1984年、常に死と隣り合わせのスーダン難民キャンプ。エチオピア系ユダヤ人だけがイスラエルへ救出されることを知ったひとりの母親が息子を手放す。最愛の我が子を生かすために・・。
見知らぬユダヤ人女性の手を借り、イスラエルに到着した9歳の少年は、シュロモというユダヤ名を与えられる。やがて裕福な夫婦の養子となるが、本当はユダヤ人でないことを誰にも打ちあけることが出来ず、誰にも心を開くことができない・・。
かなり衝撃的ですが、母と子の揺るがない愛情の物語でもあります。
親にとっての息子の幸せと、息子自身が思う自分の幸せ。何が本当の幸せなのか・・考えさせられました。
この作品は、日本ではあまり報道されない事実をベースにして、様々なことを感情豊かにスクリーンから問いかけてきます。
映画の持つ役目を改めて認識した私。
「約束の旅路」
4月28日(土)京阪神順次ロードショー
http://www.yakusoku.cinemacafe.net/
ところで、「アフリカの為に何も出来ない私」ですが、映画を通して幸せを届けたいと思っている私が、唯一みなさんに今お伝えできることがあるとすれば、「約束の旅路」を見てブログを書くだけで力になれる・・というキャンペーンがあるということです。
是非、貴方も映画を観て感想を綴ってくださいね。
http://blog.cinemacafe.net/yakusoku/