ひさびさに、とてつもなく疾走感のある映画でした。
タイトルからして「これはなにやらありそうだ…」と、気になっていて、
その期待は裏切られることはありませんでした
北陸ののどかな山あいの村に、両親の訃報を知り東京から舞い戻ってきた
女優志望の姉。
なぜか傲慢な姉にやられ放題の妹。
必要以上に姉妹(とりわけ、姉)に気を遣う、義理の兄。
そして、家族愛に飢えた義理の兄の嫁。
閉塞的な村の雰囲気とうだるような夏の暑さ。
そのなかでぐつぐつと煮えたぎっていく家族の関係。
まさに、一触即発な空気をはらんで、物語はぐいぐい突き進んでいく。
私の感想をひと言で言うと
「人間ってあほやなぁ〜」っていう感じですか。
たぶんこの作品、好みは二分されると思います。
でも私は、こんなブラックな感じの作品も大好きです

皆さんはどんな感想を持たれるでしょうか?
「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」
初夏、全国ロードショー
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